防災ガイド

避難における「自助」「共助」「公助」の大切さ

いつどんな災害にあっても自分と家族のいのちを守れる大垣市民に

災害時は、まず「自助」「共助」で乗り切る用意を

災害時には、「自助」「共助」「公助」の3つが連携しながら機能することが必要です。
自分と家族のいのちを守り、そして、地域を守るため、皆さんの助け合いが大切です。

阪神・淡路大震災では、約8割が「自助・共助」により救出されました。(令和2年版防災白書)

阪神・淡路大震災における救助の主体と救出者数
消防、警察、自衛隊 約8,000人(約22.9%) 近隣住民等 約27,000人(約77.1%)
出典:河田惠昭(1997)
「大規模地震災害による人的被害の予測」自然科学第16巻第1号より内閣府作成(平成28年版防災白書 特集「未来の防災」掲載)

大垣市防災ハンドブックについて

「自助」の行動と、「共助」、「公助」の連携・協力が
あなたの大切な命を守ります。

大垣市は、多くの河川が網目状に流れる水郷地帯であり、豊かな水の恩恵を受ける一方で水害との闘いを繰り返してきました。また、海溝型の巨大地震として危惧されている「南海トラフ地震」の危険性が高まっています。
しかし、これまでの災害の経験から、「自分たちの身は自分で守る」という自助の考え方に基づく行動や、「共助」、「公助」の連携・協力が被害を最小限にとどめ、早期の復旧・復興につながることが明らかとなってきました。
また、いのちを守る避難の方法は多様化しており、避難所に行くことだけでなく、「在宅避難」や、「縁故避難」など、一人ひとりの自分にあった行動が重要となっています。
この防災ハンドブックでは、災害からいのちを守るため、1つめに自分の災害リスクを知ること、2つめに災害の種類ごとに防災対策を学び備えること、3つめにいつ、だれと、どこへ避難するのか最善の行動を考えること、の3点を重点に確認いただけるものとなっています。
自然災害の発生を防ぐことはできませんが、この冊子を家族や地域での話し合いのきっかけとし、万が一の場合の備えとして役立てていただければ幸いです。

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